2016.02.17 「ステップ・アップ5:アルティメット」
英語教師 上杉ひろ
2014年に制作されました。原題は、”Step Up: All In”です。シリーズで出ているのに気づかず、DVDを見終えてからこのブログを書く段階になってようやく気づきました。これまでの作品を見ていなくても楽しめます。
とにかく軽妙な映画です。友人同士でダンスのコンペに出るだけの話ですが、ついつい最後まで引き込まれました。映画の中の台詞はすべて米国での日常でよく耳にする表現で溢れ、アメリカ映画にありがちな罵り言葉も皆無に近いので、心地よく見られます。
日本でも現在ではダンスが学校教育に取り入れられていますが、ダンスが上手いかどうかは生まれつきの部分もあるみたいです。私は左手でグラスを持って飲むときに、小指が自然と立ってしまう癖があるのですが、ダンスに向いている証左だと母が常々言っていました。実際、ちょっと人前で踊ったら、「やっていたの?」と尋ねられた事があります。
それはともかく。アメリカの高校生活ではダンスが友人達と交流する上では大事で、ちょうど日本の高校生の間におけるカラオケみたいな役割を果たしています。どちらも少し恥ずかしいのは私だけでしょうか?それに、もう今では事情が違うかも知れません。
最後に、映画に出てくる台詞の中に”VH1”と出てくるのですが、字幕でもそのまま表記していて、説明の必要性を感じました。これはケーブルテレビのチャンネルの一つで、”Video Hits One”を略したものです。コンセプトとしてはMTVと全く一緒です。実際、MTVと同じ親会社が運営しています。私はMTVの類は見ない年齢になってしまいましたが。