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2011.11.13 また道に迷った2011年4月9日

ホットヨガからで出てきて、すでに9時ぐらいになりました。
土曜日なのか、銀座には人は少なかったのです。

ちょっと歩くと、目の前に2人男性はいました。
1人は横になって、1人は体で横になった男性を保護しているように立っています。
よく見ると80歳ぐらいの方たちです。

通り過ぎたのに、気になって足を止めた。
「どうしたのですか、病気?お酒?」
応答はありませんでした。

近づいてよく見るとやはりお酒です。
「どうしますか、タクシーを呼んだほうがいいか、救急車のほうがいいですか。」
「いらない。」立っている方も頭がはっきりしないようです。
「立たせたいですか?」
「はい、お願いします。」
私は地面に横になったおじいさんのもう一方の腕を引っ張って、2人で立たせ
ようとしていましたが、重くて無駄でした。

1人のマスクしている若い男性が近づけてきて、
「どうしたのですか、立たせたいですか。」

「はい、手伝ってください。」私は言った。
男性の方の力を借りて、三人で何とか立たせるようにしましたが、
壁に寄せてもらっても、ふらふらして、また倒れそうです。
「危ない!」と私は思わず声を上げました。
この年の方は、倒れるのは何により怖いことです。

「タクシーを呼んでほう一番安全でしょう。」私はマスクの男性に言った。
「タクシーを呼びましょうか。」マスクの男性もおじいさんに言いましたが、
「いらない」と答えました。

「じゃ座ったほうがいい」マスクの男性はおじいさんを壁の横の階段に移動して、
座らせて、いなくなりました。

「お酒がさめるまで、じっとここにいてね、あちこちに動かないでね。」
と私は言い残して、駅のほうに向いました。

「この年で、お酒を飲むじゃないのよ・・・・日本人の酒癖・・・
品川駅に朝の4時、5時ぐらいに、薬を仕掛けられたねずみのように
あちこちで寝ているサラリーマンはいる・・・」とあれこれ考えながら、
歩いているうちに「あら、今何処で歩いているの?いつもの道じゃないようです。」
実は私はすごく「女性らしい脳」の持ち主なんです。
偉い方向音痴です。銀座で一本道を間違えると、迷ってしまうのです。

念のために聞いたほういいです。
「有楽町駅はこの方向で、間違えていないですね。」と三人組みの男性の1人に
聞きました。

「そうです、まっすぐに行きます。かなり時間がかかりますよ。」と
話を聞いたとたん、相当のお酒を飲んだと分かりました。

少し歩くと「やはり違います。」
正面に警備服っぽいの方が見えました。
「この方なら正確に教えてもらえるはず。」と思いながら、声をかけました。
「すみません、有楽町駅はどの方向ですか。」

「この道からあるいはあの道から左のほうにまっすぐに行けばつきます。」
「ありがとうございます。」

やはり間違えました。
少し遠回りして、なんとか駅に辿り着きました。
人を心配する場合じゃないですよ。
2011年4月9日

2011.11.13 能力=???2011年4月14日

昨夜友達に聞かされた話です。

中国トップクラスの清華大学を卒業したある方は、大手の外資系企業に入って

重要なポストにつきました。

その会社は全世界で半分のシェアを持つ医療機器販売会社だそうです。

年収は120万元で月収で平均130万円ぐらいです。

仕事の関係で、市場を開拓し客を接待したりするため、領収書は自由に

使えるそうです。家族の日常生活費など全て領収書を会社に回して払って

もらっているので、家族は毎日レストランで食事をするそうです。

接待費だけから青島でマンションを購入したそうです。

会社のほうではどうもおかしいと思って、彼を調べようとしていましたが、

その前に彼は会社を辞めて、お客さんを連れて逃げたそうです。

そのため上司の外国人の方は責任を取られて降職されたそうです。

 ・・・・

「この話は彼が自慢話で話してくれたのですか。」ずっと黙って聞いていた私は

友達に聞きました。

「彼の部下から聞きました。このような外国人だから弄ばれるのよと

言っていました。」友達はきっとそれほど悪いことだと思っていないから

いってくれたし、その部下も上司の「能力」を認める、あるいはうら

やましく思っている口ぶりで、話していたようです。

私の胸は詰まっています。

世の中には理不尽なことはもちろんいっぱいです。国と関係なく。

一流の大学で一体何を勉強していただろう。恵まれた頭の良さと仕事の能力は

こういうふうにしか発揮できないでしょうか。

このようなことをおかしく思わないで、自慢するように平気で話せること自体は

今回の日本の地震や津波と放射能よりはるかに怖いです。

一軒のマンション、 家族の全ての生活費、毎日レストランの

食事ぐらいは、いくらぐらいのものでしょうか。

お客さんを奪って独立することまでしても、家族は毎日レストランで食事する

までの浪費が必要はないでしょう。少しでも節度を持って人に道を譲って

あげても、損は無いでしょう。」

中国から出たことがない中国人は何時も口癖のように「外国人だから」と言います。

まるで外国人を宇宙人のように見えています。これは自分の行為を正当化にするに過ぎません。

このようなことは能力や自慢話ではなく、不道徳、恥だと決してやってはいけないと

中国人が思うようになるまで、日本の復興より時間がかかりそうです。

100年前に医者になる志を持った魯迅は(中国の作家、政治家、思想家)中国人の

問題は体ではなく、頭の問題だと分かった時、その手にするつもりだったメスを

ペンに変えました。100年も経った今も強く感じたのはやはりこの問題です。

2011414

2011.11.13 マイケル・サンデル①2011年4月18日

 

土曜日の夜テレビをつけたら、この番組でした。

 

見ていた方は少なくないでしょう 

 

以前からあった番組なのか分かりませんが、私は初めて見ました。

 

サンデル教授が(何処の教授か分かりません)テレビを通して今回の

 

日本の地震について、ハーバート大学と上海の復旦大学と東京大学の学生

 

に同時に討論講義を行うことです。

 

画面には同時に三ヶ国の学生の画面が現れました。

 

三つの会場は違う文化と環境によって違う背景が映し出されたように

 

私にはそういうふうに見えていました。

 

先進国と途上国の違いは見た目で一目瞭然です。

 

日本とアメリカの学生は姿勢もよくきちんと座り、洗練された雰囲気です。

 

一方、復旦大学の学生達は、少し厚着を着て、マフラを首に巻いて、

 

髪の毛がパサパサで、いかに原子力発電の恩恵をまだ受けていないように

 

見えました。多分室内温度は上海が一番寒いのではないかと思います。

 

15年前に通っていた、室内と外の温度が同じだった復旦大学の様子が思い出されました。

 

今はきっと学校の環境や学生のファッションなどは変わったはずですが、

 

東京を見慣れている私の感覚では、15年前のままの雰囲気でした。

 

さらに、日本とアメリカの学生はテレビを見ながら、「レッスン」を

 

受けていたと思う一方、上海のほうはもしかしたら、テレビを見ないままに

 

「レッスン」を受けていたではないかと思っています。

 

上海の学生はみんなの目線が床に向いたまましゃべっていたからです。

 

今の復旦大学にはこのぐらいの設備はないかなと不思議に思っています。

 

日本側には大学生以外には、女優とテレビショッピングの社長や

 

作家も参加していました。

 

講義の内容はいくつかの論点を分けて討論を進めていました。

 

全部覚えていませんが、今回の地震では日本人の混乱せずに、

 

秩序を保ち強盗や略奪などを起していない行為は世界を驚かせました。

 

この美徳についての討論からはじめました。

 

また原子炉の作業員たちの犠牲行為は何のためなのかなどなど・・・・

 

ここでは私は話したいのは講義の内容ではありません。

 

上海の学生はみんな英語で対応していました。

 

おしゃれな洋服や化粧や洗練された環境も無いけど、流暢な英語力を持っています。

 

最初は原子炉の作業員の犠牲行為について、「この行為について、

 

中国人は理解できます。人のために自分を犠牲にする人は中国では昔からとても高い

 

評価されてきたし、これまで国のために犠牲になる人も沢山います・・・・

 

」というような上海の学生の答えにはサンデル教授はとても反感を持ったように

 

「政治的な話はやめまましょう」と止めました。

 

私から見れば上海の学生は意識的に何を言おうとしているわけではありません。

 

中国では共産党の教育の一つ手段に一貫してとは言え、国のために

 

人のために犠牲になる行為は人に尊敬され、賛美されるという社会風土があります。

 

その学生は外から中国人はどういうふうに見られているか当然分かりません。

 

(外の人間は中国人が自分を綺麗に思うほど綺麗に見ていませんから。)

 

サンデル教授は中国人のみっともないところしか

 

見えていないのは当然でありおかしくはありません。

 

そこに行き違いはありました。

 

一つ言えるのは、中国人学生はアメリカ人と日本人のように中国人の

 

悪いところを絶対言えないはずです。

 

この講義では何を言うべきかを誰かに注意されることではなく、

 

中国人は素直に自分の悪いところを認めない資質を持っているからです。

 

人には言われたくないし、自らも反省はあまりしません。

 

自分のよくないところを人に平気に話せません。(メンツかも?)

 

つまり「私のお母さんが地面に痰を吐いたら、私は注意すればいいです、

 

人には言われたくない」15年前に中国のテレビで聞いた台詞のような

 

ものです。

 

また私は「大連の税関との喧嘩」の配信中には税関の方が最後に言われた台詞の

 

「貴方の教育はいらない。」と

 

平和ノーベル賞の劉さんの事件での、中国の対応の仕方も「貴方達は少数です!」や

 

「孔子平和賞」の設立などの外部からの批判に強く反発する行為なども

 

実は同じことを物語っています。

 

こういう説明で、理解いただけますか。

 

こんな長くなると思っていませんでしたが、次回へ続けましょう。

2011.11.13 マイケル・サンデル②2011年4月21日

その討論の流れでは、アメリカの学生と日本人の出場者は平気で自分の国の

悪いところを話していました。

上海の学生はそれを聞いて何を感じたか分かりません。(びっくりしたでしょう。)

その影響なのか、上海の学生の発言はだんだん深く広く広げていきました。

最初の冷ややかな態度を持ったサンデル教授は興味深く興奮気味で質問を続けました。

(私の敏感なのか、はっきりそういうふうに感じていました。)

やはり中国人は自分の考えをまとめて言葉で表現するのは得意です。

それは中国の文化とアメリカの文化がなんとなく息の合うところだと

感じていました。

原子力発電はこれから廃止すべか続くべきかについての質問ですが、

アメリカの学生は口を揃って、続くべきだと答えました。

さすがに「冒険国」の思想ですが、とても気分爽快をさせてくれました。

東京知事選討論会は一度テレビで見ました。

同じ質問でした。

石原知事だけは続くべきだと言っていました。

他の三人は全部廃止すべきだと言っていました。

原子力発電はそんな簡単にやめられないのは誰でもわかっているはずです。

危険だと知りながら、沢山の犠牲を払って、最後成功かつ安全な道に辿りづいたのは

今まで人類が歩んできた道です。

石原さんは高齢で残念ですが、知事には彼しかないとその時思っていました。

(もちろんこれだけではなかった)

ハーバード大学の20代学生さんの度胸は東京知事候補の方々

よりはるかに大きいです。

では東京大学の学生はどうでしたか。

正直に言うと、あまり印象に残っていませんでした。

彼達が一体何を発言したか、どんな顔をしていたか、その後思い出そう

としても何にも浮かべませんでした。

(緊張していた様子以外はありませんでした。)

前に女優達のような「ゲスト」がいたせいか、確かに「ゲスト」の

方々の話は印象に残っていました。けれどもこの番組で聞きたいのは

日本の20代の学生の話です。

この番組が学生のために作ったと思います。

どうして「ゲスト」を入れなければならないかと分かりません。

本来は三大學の学生の対決でした。

どうして東京大学の学生を堂々と英語で対応させなかったかは分かりません。

NHKの番組です)

せっかくの機会だったのに・・・

もしゲストはいなくても、日本の学生はどれほどの存在感を

アピールできるか想像にはつきません。

今回の地震は世界を感動させた日本人の美徳のうらには何を伴っているか

日本の皆さんは考えたことがありますか。

もちろん秩序をたもち、混乱せず、譲り合いなどの行為は美徳であり、

日本以外の国では考えられないのは事実でしょう。

しかし物を言わぬ、感情を抑え、我慢するという美徳の裏に伴って

いるのがうつ病と自殺症と陰気ないじめ症だと私にはこう思わざるを得ません。

今は放射能で色々と騒いでいますが、実は目に見えない放射能と同じ威力を

持っているものがすでに日本の社会を蝕んでいます。

とうとうここまでしゃべってしまいました。

次回に続きます。

2011年4月21日

 

2011.11.13 マイケル・サンデル③ 2011年4月22日

日本はすばらしい国です。

旅行に来る外国人に聞けば、「日本は何処が悪いですか?」と聞くと

そんな簡単に例を挙げられないでしょう。

民主主義社会で自由平等です。

空気も水も綺麗です。生活の環境が安全で静かです。交通が便利です。

目にするものも、手に触るものもみんな品質もいいものばかりです。

食事も美味しくかつ健康的で、温泉もすばらしいです。

人が優しく礼儀正しく、至るところにサービスが満杯です。

逆に中国のほうは一党独裁で、自由も平等も公平もありません。

空気も水も環境も汚い、食料品も不安全だし、ルールも秩序も礼儀も無く、

日本から見れば混雑かつ暗い世界に過ぎません。(でした?)

例を挙げたら、切がなくなるでしょう。

そのような中国からやってきた一人の女性が、日本で5,6年ぐらい勉強してから、

一年半前に帰国しました。

彼女は官僚やお金持ちの子供ではありません。日本で留学している費用は全部

自分で稼いでいました。

二胡が弾けるおかげで、日本でのバイトの収入は普通のOLよりやや

高いかもしれません。

中国に帰ると、月に何万円ぐらいの収入しかありません。

彼女はチャイナリニアの以前の二胡講師――宋碩です。

この間に彼女と電話で話すとき「どうですか、もしあの時に戻れれば、

もう一度選択してもらえれば、どちらを選択しますか。」と聞きました。

帰国するとき、大分悩みました。

「もちろん帰国を選択します。日本という国には“虐待”か、“虐待される”

かどちらかしか存在していません。気分的には爽快に生きることは出来ません。」

と言いました。

そんな彼女は日本に対してまとめた言葉はこれです。

もちろん人間は立場や角度が違うと、感じたものも違います。

彼女が言っている“虐待”は虐待の本当の意味ではないはずです。

10年前なら、私達にはこのぐらいの選択肢さえも無かったでしょう。)

 

日本は嫌い?いいえ嫌いではありません。

日本が好き?いいえ好きではありません。

これは私の答えです。

一体何何ですか?

分かりません!

非常に言葉で表現しにくい感覚です。

日本の文化と同じような曖昧で白でも黒でもない灰色の感覚です。

せっかく日本のようなすばらしい国で生まれてきたのに、

自殺なんて考えられますか。しかも自殺も集団でやります。

一円も持たずに、日本にやってきた中国人の留学生は

どれほどいるでしょう。

学校もバイトも返済も家へ仕送りも全部取り遂げなければなりません。

みんなやり遂げていました。

自殺するなら、どちら先でしょうか。

上海に転勤した日本人の生徒から聞いた言葉では

「上海の若者は元気がある。」

これほど自由自在な国なのに、若者は元気がないと

おかしく思いませんか。

ちょっとだけのことでわけが分からないぐらい涙がぼろぼろになるほど

優しい人間社会なのに

人を死ぬまで追い詰めていじめるなんて、信じられますか。

こんな青空の下で、自由が漂っている空気の中で、おどおどして、

疑心暗鬼している日本人はどれほどいるでしょう。

宋さんが言っている形の見えない“虐待”は一体何何なでしょうか。

この社会を蝕んでいるのは一体何何でしょうか。 

比べると放射能は怖いものではありません。

原子力を収束することは至急ですが、

同時に収束すべきものもあります。

それは日本人にとって、これから大きな課題になるでしょう。


2011422

2011.11.13 マイケル・サンデルについてのみんなの声2 011年4月26日

皆さんからのメールが私は一一返信していませんが、一つも漏れなく

読んでおります。参考にもしております。

言いたいことはあればご遠慮なくメールをください。

今回はいくつの方のメールの内容を切り取って、配信させていただきます。


2011426

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

董先生

いつも貴重なお話を聞かせていただき

どうもありがとうございます。

突然で済みませんがふと思ましたので

考えを述べさせてください。

宋さんがそのように感じでいたことは

私は知りませんでしたが、外国人の方はもちろん

日本人でも多くの人が同じように思っているのでは

ないでしょうか?

誰かにいじめ(虐待)をするのは、自分がいじめられないためでしょうね。

日本の社会は昔から、周りの皆と同じ考え、行動をすることが

重視・評価されていますが、もちろんそうでない人もいます。

ですから、「違う人」たちを差別することで、「同じ人」としての

連帯意識を高め、一層団結を高めているのだと思います。

会社でも、学校でもいじめ(虐待)は多くあると思います。

たとえば

・周りの人と違う考えを強く主張する

・周りの人に比べ、飛びぬけて優秀である

・周りの人に合わせて行動しない…など


 

こんな人は、悪い人ではなくても

日本ではいじめや悪口の対象になることが多いですよね。

学校では誰かがいじめられていることで

自分がそうでないと安心する子供も多いそうです。

(両親が教師なので聞きました)

誰かの悪口を共有することで、前より仲が良くなる

こともあります。

何十年も前、日本が豊かでない時代は

皆が何にも文句を言わず、周りと一緒に必死に働くことで

社会が発展できたと思います

でも今は、若者の考えは国際化多様化が進んでいるのに

社会の中の「いじめ」の仕組みは昔と変わらない。。。

それは、会社でも中年以上の人が多数を占め

若者の意見がますます反映されない世の中では一層厳しいです

それが日本にいる若者の力を阻害してるんじゃないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

董先生、良い感じですよ!次の配信が楽しみですね!

日本で活躍する中国人タレントや、料理研究家は居ますが、

コラム二ストはいませんから、董先生の感性で世の中を斬って下さい。

サムライのように!

(サムライの剣は一本の木を簡単に切れるかもしれませんが、乱れて絡んでいる縄が切りにくいでしょう。yuyiより)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

石原都知事の言った「天罰」というのはこのことではないかしらと

思うのですよ。

「天罰」はそんな日本に「震災」という衝撃を思い切り与えてくれましたねぇ。

神様も罪なことをしたものだと悲しいですが。それが東北だったのは

何故でしょう?

昔の日本が残っているのが東北でした。

これが都会なら東京なら、こんなに考えさせられることは

なかったでしょう。

東北が故郷ではない人でも、「ふるさと」がなくなるということの悲しさを

今更ながら団塊の世代は考えさせられ、若者は芸能人のボランティアに

感動し、人の為になるということへ生きがいを見出し(たぶん) 無気力、

無感動、無反応の若者たちにも、自分にも出来ることがあると気づき、

ようやく動き始めたのではと思いたいです。

若者が気づいてくれれば、日本は変わるでしょう。

親がいくら言っても言うことを聞かないのは、親を見ているからです。

子供は親の背中を見て育ちます。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ムラ意識”という言葉が董翆さんや宋碩さんのがいらいらする原因を解

明する keyword として,日本では長らく使われてきました。

 日本から出ていく人は出て行けばよいのです。日本は昔から「和諧社会」

です。“河蟹”は広い大洋は知らないのです。

(“和諧”と“河蟹”は中国語で同じ発音になります。実に面白い解釈です yuyiより)

 ところで,日本人の行動や意識をよく理解した外国人として,過去には

Patrick Lafcadio Hearn(小泉八雲),今生きている人としては,

Donald Lawrence Keene がいます。かれらの著作を読んでみるとよいかもし

れません。

 

 なお,私もそうですが,石原慎太郎も,普通の日本人とは異なる思考をし

ます。

 前世紀初頭,欧米の列強諸国に対抗し中国に進出しようと考えたのも,平

均的な日本人ではない考えの持ち主だったと思います。

 日本では平均的な日本人とは異なる,極端で特異な考えをする人は,

本来排除されるのですが,そのような中国人や米国人に似た考えの人が

政治的な力を持って,米中が常時とるような行動をすると,日本社会だけ

でなく世界にとっても大変迷惑で危険でしょう。

(中国にしても、日本にしても、これからどんなことがあっても、戦争が

おきないと私は信じています。これからの国同士の間では戦争ではなく

外交です。外交で全てのことを解決していきます。これからの世代が

こう努めるべきだと思います。皆さんご貴重なメッセージを

2011.11.13 「中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか」 2011年5月6日

皆さん、GWをいかがお過ごしでしでしたか。

私は「自粛している」ため、ホットヨガに打ち込んだだけでした。(笑)

ホットヨガ帰りに、偶然にタイトルの本を買いました。

著者は加藤嘉一という若い方です。

多分すでにご存知の方が多いと思いますが、

残念ながら私は彼のテレビの出演を見たことはありません。

まだ全部読んでいませんが、所々に目を通しました。

正直に、気持ちが明るくなりました。

このような方が現れないかとずっと望んでいました。

日中のトラブルに日本の対応の仕方がいつもかゆいところに手が届かない

感じでした。

これまで私はメールの配信の中には何回も日本の政府に対しての

内容がありましたが、私が一体何を言いたいのか、中国のことを何にも

知らない日本人ならなかなか理解できないでしょう。

(常にどうやって理解していただけるか心がけていますけど)

中国は日本人にとって、それほど怖い、苦手なものなのでしょうか。

日中の関係のために日本は必ず憲法を変えて、軍隊を作ることが

必要でしょうか。(実際に可能でしょうか?)

外交不在の日本の政治界には「交渉人」がいません。

交渉ぐらい解決できるささやかな問題かもしれませんが、日本の政治家のとっては核兵器を使わないと解決できない大きな問題になるかもしれません。

そのような感じです。

よろしければ、皆さんは是非この本を読んでみていただきたいです。

これから私達のために、私達子孫のために、お互いのことを

知る必要があります。

彼が書いたものは全部正しいとは限らないですが、せめてこれまで

こういう努力する日本人は1人もいませんでした。・

私はこの本の内容について、ところどころにコメントするつもりです。

中国語、中国の楽器だけではなく、中国人のことも分かってほしいですね。

201156


2011.11.13 中国語学習豆知識

ちょっと面白い!ちょっと楽しい!ちょっと可愛い!って中国語を教えましょう。
ほとんど毎日更新しますので、よくチェックしてくださいね。

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2011.11.13 停  電 2011年5月10日

みなさん夏に向けて停電の心配で不安が募っているでしょう。

停電の不安より、これ以上経済を悪化させることのほうが心配ですね。

停電ってどんな感じでしょうか。

日本の団塊世代以後の方はほとんど経験したことはないでしょう。(?

いつの間にか停電の感覚が忘れてしまいました。

小さいころ停電は当たり間のことでした。

工場などの大量に電気を使うものの無い田舎では、

照明ぐらいしかなかったのに・・・

私の記憶では、一番つらいのはドラマの最中の停電でした。

小学生のときの私はラジオやテレビドラマが大好きでした。

一番楽しいことだったかもしれません。 

夕方に上学生から中学生ぐらい子供に向けるラジオ番組と

幼稚園ぐらいの子供に向ける番組がありました。

その時間はちょうど夕食の準備時間でした。

ガスのない時代では、石炭も節約するために、薪をよく燃やしました。

それは「草鍋」と呼びました。

しかし薪らしいものもなく、(山には森が無いから、燃料しての木材も無かった。木材は中国では貴重なものです。)

とうもろこしの茎などがメインでした。

絶えずに茎をいれないと、火が消えるので、ずっと面倒を見なければならなないため、

みんな嫌がっている仕事でした。それが私の仕事になっていました。

ラジオ番組の時間になると、私は椅子の上に立って、私の胸の辺りの

高さのタンスに上半身をかけて、タンスの奥に置いたラジオに耳を貼り付けてしました。、

ご飯を作る時間になると、姉達の呼ぶ声が叫日声でないと、

聞こえないぐらい夢中になっていました。そのことで何時も怒られていました。

夜になるとテレビの時間だし、停電の時間でもありました。

当時連続ドラマが中国にはまだなかったのです。放送されていたのは

日本のドラマです。「赤いシリーズ」(山口百恵)「アタックナンバーワン」

アニメの「一休さん」「鉄腕アトム」などなど・・・・

その時食事が終わると、すぐに布団に入りました。特に冬では。

一つの部屋で一つのオンドルの上に六人姉妹が並んで横になりました。

6個の頭が枕を立てて、レテビに向けていました。

大抵辛抱強く最後まで見るのは私だけかあるいはすぐ下の妹と2人ぐらいでした。

「ぱっ」と音がすると、部屋が真っ黒になりました。停電でした。

部屋がシーンとして、肝心なところで切られてしまったから、

気持ちはすぐにドラマから出られませんでした。

しばらく経つと少しずつ、無言のままに布団に入る音だけが聞こえました。

「その後はどうなっているの?」と頭でずっと考えて

なかなか眠れませんでした。

2011年5月10日

2011.11.13 中国語を勉強するコツ 2011年5月15日

私の専門を書くのは初めてです。

中国語を勉強するコツを教えてくださいと頼んだ方がいらっしゃいます。

語学の勉強は今の日本人の教育レベルでは、経験の無い方が

あんまりいないでしょう。

英語をはじめ、語学の勉強の手順は発音、文法、会話、ヒヤリング、後は

文章を書くことなど、ほとんど変わらないでしょう。

大抵どんな語学でも、勉強すれば英会話のように会話から勉強するという

イメージするではないでしょうか。

中国語の勉強の手順も例外ではあありません。

ただしその順番が間違えると、勉強の効果は大きく変わってきます。

今現状では、中国語も英会話と同じ形で会話からスタートするのは普通です。

しかし発音が決まらないままにいくら勉強しても成果を感じないのは現状です。

それで中国語が難しいというイメージを抱いた理由ではないかと思います。

中国語の勉強のコツといえるのは、発音――ピンインを一番先に

習得することです。

発音がきちんと出来てから、会話に入れれば、漢字の分かる

日本人の得意部分と中国語の本当の優しさが分かるはずです。

(発音が出来てから、語順どおりに単語を並べれば、中国語が成立します。

こんな簡単なものです。)

そのために、私は日本人が最も苦手な発音を5年もかけて研究してきました。

どうかこれさえ解決すれば、日本人の中国語学習がいい展開になるではないかと

思っています。

今は勉強していない、これからするかどうか分からない日本人のみなさん、

将来に備えて、とりあえず中国語の発音をやっておいてください。

焦ることは無く、時間をかけてじっくりしましょう。

いきなり中国旅行、転勤、あるいは勉強し始めたくなるときに、

どれほど便利、快適、そして心強いか、必ず実感できる時がきます。

まず中国語の発音はどんなものなのか、気軽にyuyi発音法のDVD

やってみてください。

HPには本の内容まで公開しますが、もう少し出来上がります。

とりあえず、ユーチューブにアップしたDVDの画像だけが見れます。

HPが出来上がったら、本と合わせて試すことも出来ます。

改めてお知らせします。

四声と軽声

http://www.youtube.com/watch?v=GV7aHaKmt_8

発音一

http://www.youtube.com/watch?v=gf-633nxQ_c

発音二

http://www.youtube.com/watch?v=JaTazuMrxmg


チャイナドレスショー

http://www.youtube.com/watch?v=gVkj5UMfzY8

ピンインの歌

http://www.youtube.com/watch?v=Z6onJ8k91mE

各章の抜粋

http://www.youtube.com/watch?v=0BjYzWO5L5I

 

 


2011年5月15日

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以下の生徒からのメールです。

今北京のホテルにいます。本日午後の便で帰国します。

観光とともにわずかな期間でしたが、「最近の中国」を実感できました。

マナーの違いは様々あるけれど個人レベルでは結局同じ人間なので相互理解は

可能だと思います。北京でお世話になったガイドさんは日本語が上手でしたので、

政治システムの話や過去の日中の不幸な歴史のことも、忌憚なく話すことが

できました。おもしろいのは中国の政治システムは共産党の一党独裁だけれど、

むしろ中国人のほうが全体に個人主義的で、日本人のほうが社会

主義的だということ。これは日本が他民族国家だったことが過去に

一度もなく、周囲と違うことに慣れていないせいかもしれません。

最近の若者は特にそうですが、人付き合いには空気を読むことが重要と

されているようです。義務教育で個性を伸ばす教育システムを取り入れた

はずなのに、以前より「出る杭」を畏れる若者が育ってしまう

なんて皮肉ですね。

今回の中国旅行で最も印象に残った点:お年寄りが実に活き活きと

楽しそうだったこと。見ず知らずであってもすぐ親しくなり、

トランプや将棋の相手になれるんですね。ガイドさんは通勤バスが

お年寄りに占領されてしまい、ちょっと迷惑だと思っているようでしたが。

日本でもお年寄りの気持ちを外に向けることができれば、「老人問題」も

もう少し明るい方向に向かうのでは、と感じました。

さて、そろそろ空港に向かうことにいたします。

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