2015.05.24 『中国映画鑑賞会 「活きる」をみる』をおこないました
チャイナリニア株式会社は、『中国映画鑑賞会 「活きる」をみる』をおこないました。
今回は、映画を観る前に、映画のことを簡潔に紹介しました。たとえば、監督をしている張芸謀がほかにはどのよう映画をつくっているのか、出演している葛優、鞏俐といったことたちがどのような映画にでているのか、などをわかりやすく説明しました。
『活きる』(《活着》・1993年)は張芸謀監督の映画作品です。主演は、三枚目の大スター葛優で、本作が代表作となった。青年時代から老年時代までを鞏俐と共に演じました。1940年代(国共内戦及び三反五反運動)、1950年代(大躍進)、1960年代(文化大革命)の大きく三つの時代をそれぞれの政治的な出来事を背景に丁寧に描いています。
とくに印象的なのは、希望を感じさせるようなラストシーンです。原作とは、すこし異なりますが、だからこそ、一種の余韻が残ります。
映画を観終わった後、過去の中国の状況を知ることができて、みな非常に感銘を受けているようでした。中国のことが分かったというかたもいました。
これからも継続的に中国文化を伝えるような映画鑑賞会をおこなっていきたいと考えています。
どうかよろしくお願いします。