2014.08.23
2014年8月分
ブログ
上杉様
「インセプション」
題名の意味は「発端」です。2010年制作。原題は同じく”Inception”。この映画は、SFですが脚本が非常によく練れています。アメリカのTVドラマや映画は脚本をよく練ってあるものが多いのですが、この映画はその中でも異彩を放つものです。映像も素晴らしいです。
映画館でもこの映画を観たのですが、DVDであらためて鑑賞してみると話の筋をもっと理解できました。それでも映画が終わってからしばらく経ってみると、「あれれ?」と話の展開を思い出しながら何処が「発端」だったか謎につつまれます。
この映画の概略だけ述べますと、他人の夢の中に入っていく話なのですが、その夢がまた重層的になっています
英語の観点からみますと、”limbo”という単語が印象に残りました。もちろんダンスの一種である「リンボー」という意味もありますが、この映画の中では違った意味に使われています。「1a.地獄と天国との間にあり、キリスト教に接する機会のなかった善人または小児などの霊魂がとどまる所。1b.忘却の淵」と辞書には記述があります。う~ん、そうですか。なるほど、ですね。