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2011.11.25 中国人の特徴①

先週ある中国の関連のセミナーに行って来ました。

講演の方が中国で長く勤めていた弁護士の方です。

色々な話をしていましたが、その中の私が最も関心を持ている部分をここで書きます。

中国人の特徴という部分について、この方が5つにまとめました。

1、個人主義:組織より人を重視することです。企業より人へ忠誠心をもつということです。

 特に工場などでは団体離職のケースがあります。企業への不満などの理由でその中の一人のリーダーだけでみんなをやめさせられるし、連れて行けます。私は日本の会社に入社してしばらく経つと、感じていたのが日本のリーダーがとてもやりやすいです。大抵そのポジションにつくと、部下などが付いていくのは当たり前のことです。

中国人が人柄を見ます。いいリーダーなら全人格をかけなければなりません。特に仕事以外はその部下達のプライベート生活まで関心を持ちます。「何にか困っていることなどがありませんか」のような人間としてのあったたかさが伝わると、信用してそして尽くしてもらえます。

一つの例を挙げるとしたら、上海の外資企業で働いている友達が手伝いさんに20万元までお金を貸してあげて、マンションを購入させていました。返済は給料から差し引きます。それでもたまにお小遣いをあげたり、物を買ってあげたりします。目的は安心させて、子供を自分の子供のように見てもらいたいです。他の家の手伝いさんと比べると優越感があり、よそに行かないようにします。その手伝いさんが私もあったことがあります。

レストランで一緒に食事しているとき、彼女の仕事は子供の世話をします。けれども私達と一緒に食事します。友達のアメリカ人の旦那さんが何回も「これを食べてください、familyでしょう」と言いました。本当に家族のように扱っています。

2、面子重視

ご存知の通り、中国人が面子を大事にしています。弁護士が挙げた例は日本の工場で働いている工人が何回も注意しても聞かないため、工場の全員前で、強くしかったりしたため、

(この弁護士の方がはっきり言っていませんでしたが、多分ひざまずいだりまでさせたと思います。)跪くことは日本人にとって何にも無いことかもしれませんが、中国人にとってこの以上の無い侮辱です。それで2000人までの規模のストライキがおきました。結局工場長をやめさせて、なんとかおさまったようです。

日本で慣れてきたら、中国に帰ると、ふと床にひざまずくこともあります。家族からとても見慣れていないことです。特に人も前ならもっと大変なことです。すぐに椅子などの座れるものを持ってきてくれます。

中国人が日本人の思うほど素直ではありません。何にか間違えると、素直に認めないし、いろいろな言い訳をします。

例の上海の友達はそう言いました。35歳の若さで外資企業で部長になっています。部下が彼女より年上の方もいるし、いつも試されています。けれども彼女は人の前で何にも言わないそうです。出張のときなどの個別の時間を利用して、「こうしたらどうですか、こうしたほうがいいと思う」と相手を注意するそうです。 彼女の話によると、「包容力はなければ、仕事が出来ない、自分の包容力がどんどんな大きくなっていくだけです」ということです。

日本人のように一一こうだめ、ああだめなら、誰のリードーも出来なくなります。

yuyi  2011年11月25日

 

 

 

 

 

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