2011.11.13 黙って、避けて、逃げて(2010年9月27日)
このメールを読んで怒らないと約束してくれる方のみ読んでいただきたいです。
(私の学校にレンガを投げられたくないから 笑)
このテーマーを見ると、皆さんは何を思いつくでしょうか。
これは今まで私の経験では、日本人の物事を解決する方法とは言え、日本人の人間関係の方式、100%とは言えませんが、せめて傾向があるとは言えるものです。
はっきり言わなくてもお互いに分かるし、面倒くさいから、避けられれば、避けるし、逃げられれば逃げます。とにかく真正面にぶつかることを嫌がっています。個人レベルの人間関係ぐらいなら、私には異論がありません。
しかし日本から一歩出ると、通用しなくなります。この二年ぐらい私は仕事の関係でも、中国と接する機会が増えて、いつも伝わらないことを実感していました。それから私は意識的にはものをはっきり言うように努力しています。
この文化で育った日本の政治家は今回の尖閣諸島の問題で、この方式をまさか国際舞台に持っていってしまいました。全世界中の人の目の前から逃げてしまいました。
船長を釈放することの自体は、正しいかどうか別にして、日中の真ん中に立つ私は両国の喧嘩を望んでいません。けれども釈放としたら、政府として堂々とどんな理由でもかまわなく、中国にも全世界にもその意図を表明しなければなりません。
日中両国は長年喧嘩しながら、付き合ってきました。日本政府はずっとアメリカに眼を向けて、中国のことを気にもしませんでした。元小泉首相はブッシュが好きという理由で、恋人のようにブッシュとくっついていました。一国の首相は国益ではなく、好き嫌いで外交方針を決めるとその時思っていました。その時中国はすでに目覚め始めました。その時の外交方針を変えるべきだったのに。
今でも日本政府は中国のツボを押さえていません。みんな難しいと思っているだけで、誰も努力しようともしません。中国の政府を征服するために、誠意と貫く信念、人格が必要です。真正面だけではなく、個人の感情の投資も必要です。国益のために、多少姿勢が低くしても、我慢しても、中国の中央政府と強いパイプを作らなければなりません。話し合えるような政治家同士が必要です。そんな政治家は日本にはいません。周恩来のような政治家はどちらにも一人がいれば、きっと状況が変わるでしょう。
拉致被害者の家族はブッシュに会いに行ったとき、ブッシュより胡錦涛に会いに行ったほうが役に立つかもしれないと思っていました。胡錦涛に感動してもらったら、本当に何かやってくれるかもしれません。これは日本人が見えない中国人のもう一面です。私ならやってみます。
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政治のことが一つも分からないくせに、ここで偉そうにしゃべってしまって、申し訳ありません。
本題に戻りましょう。逃げるものは必ず何処かで腰が折れます。一国の政府は何処まで逃げられるででしょう。9月26日