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2011.11.13 赤信号を渡る② 2011年1月29日

いつでも誰かがそばにいてくれるわけはありません。

タクシーに乗るとき、絶対に目的地の反対側に止めさせないように、

遠回りしても、目的地のそばに止めてもらいます。

タクシーの運転手によく「おかしい」とか「あなたのようなお客さん初めて」とか

言われます。「道を渡れない」と言えませんよ。

また1人になると、私はいつも信号のない横断歩道のところでうろうろ

しています。誰かが渡るとき、後ろについて渡ったりします。またどうしょうも

ないとき、近くのどちら様に「どうやって渡るの?」とか、

「どうしよう、渡れないの。」と可愛そうに頼みます。

大抵相手はわざわざと一緒に渡ってくれます。

信号はちゃんとあっても、渡っているところで、いきなり脇から曲がってくる車は

あります。それだけではなく、大きなクラクションを鳴らすため、飛び上がるぐらい

びっくりさせられたりします。

その時その運転手を殺すぐらいの気持ちで睨んでいます。

つい最近、DVDの作製のために連続2回も大連に帰るとこで、いつも1人で行動

せざるを得ないため、信号があるかどうかと関係なく渡らなければならないから、

なんと渡るテクニックを掴みました。

道は一見に車だらけでしょう。大抵2車線に過ぎません。(車が運転できない

人間の感覚かな)2車線は必ず逆方向です。半分ずつ渡れば、意外と渡り

やすいです。

例えば左から右に渡ると、まず左だけを見ます。車は少なくなると、

急いで渡って真ん中に立ちます。今度右を見ます。車は少なくなると、

また渡ればいいです。もし両方とも車は同時に少なくなると、それはラッキーです。

この方法でかなり1人でも気持ち楽に道を渡れるようになるし、渡る勇気も

付いてきます。どんどん大胆に渡るようになりました。

その度胸で日本に帰ってくると、細い道ならみんな待っているにも

かかわらず、ついつい渡ってしちゃいます。

そんな怖いものじゃないじゃないですかと不思議に思ったりします。

中国の交通状態はまさに発展途中の中国の事情とぴったりです。

法律は不完全、ルールは出来ていない、道があるかもしれませんが、

渡らせる信号はないあるいはあっても機能していない、

あるいはあっても誰も守らない、自由に好きにされています。

・・・・・

そんな状況では、小さいごろから全てルールで出来ている、

ルールをきちんと守っている世界で生きてきた日本人は、

どれほど対応に苦しんでいるかは想像できるでしょう。

赤信号になっても、渡るしかないときがあるし、信号は無いところで

渡らなければならないときもあります。

中国でやり遂げられるかどうかは、このような状況に器用に対応できる

どうかということです。

別に中国を避けていいのなら、それでいいですが、中国で

勝負したかったら、まず赤信号を渡る勇気を養うことです。

きっといつかスムーズに渡らせてくれる社会環境に変えていくでしょうが、

そこまでの辛抱です。

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