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2011.11.13 笛ちゃん② 2011年1月21日

「つらいのはみんなです、内の子は特別ではありませんよ。」

そうですね、勉強は全てではないと私は思っています。けれども

ここらから逃げてはいけません。乗り越えてもらうしかないです。

次の週末、私は帰ってきたら、笛ちゃんはベッドに横になって、

泣いています。 

私は笛ちゃんをリビングに出して「お母さんと顔を向き合って、

とことん話しましょう。」

笛ちゃんは泣きながら、親への文句をはじめました。

とにかく両親が嫌いです。「このままで私は精神病になってしまうよ・・・・」

話を聴いているうちに、今回の誕生日にプレゼントを貰っていないから、

一番機嫌が悪い原因だとやっと分かりました。

ほしいのは新しい携帯電話です。今使っているのは古いから、

少し前に新しいものを交わせたのに、学校で深夜に妹に電話したため、

先生に没収されたそうです。それからずっと古い電話を使って、

もう我慢できなくなっているようです。

笛ちゃんの誕生日の日に、妹夫婦二人は午後家で急いで餃子を作って、

またレストランで料理を注文して、二人で学校まで届けて、

担任の先生に渡して、夜に先生と一緒に二人で食べるようにしていました。

それでも不満です。

笛ちゃんは内の兄弟の子供の中では一番幸せな子でした。

小さいころから お爺ちゃんやお婆ちゃんと私と末の妹に囲まれて、

可愛がられてきたし、また妹の事業も順調に発展して、地元では若くて

先に豊かになっているから、周りにうらやましがられて、

笛ちゃんは食べるもの、きる物何にもかも満足さしてあげているし、

また妹夫婦が円満で、家庭にも恵まれています。

小さいころ大人の気持ちがよく分かる笛ちゃんは、小学生の途中で、

妹夫婦は事業のために、彼女を大連市内の貴族学校に預けました。

週末だけが迎えます。

学校の集団生活は子供の自立にはとてもよかったですが、貴族の学校はみんな

比べ合っています。

週末に迎えに来る車は安い車はないそうです。

子供達はまず親の車で比べあっています。

笛ちゃんはだんだんお父さんの車に不満になっていたそうです。

そこで笛ちゃんは少し変わったようです。

私はもう黙っていられなくなりました。 

厳しい口調で「笛ちゃんはいつごろからこんな子になっているの?

誕生日に一回ぐらいプレゼントを貰っていないことは、命にかかわって

いますか。おばちゃんとあなたのお母さんも今まで誕生日に親から一度も

プレゼントを貰ったことはないの。林林お姉ちゃんだって、貰っていないよ。」

林林は私の一番上の姉の娘です。今大学2年生です。

姐の家は貧乏で、姐の体もよくないし、けれども林林は勉強も出来るし、

書道もうまいです。中学生のとき、お正月になると、

周りに「対簾」を書いて、家計に足すことにしていました。

(「対簾」は中国の古い伝統です。俳句っぽいものです。筆で書いて、

マンションのドアの両側に鮮やかに貼ります。「福」という字も貼ります。)

妹は続けて言いました。「林林の高校の学校を見に行ったでしょう。

どんな環境でしたか、笛ちゃんの今の学校と比べられないでしょう。

一緒に買い物に行くとき、林林ちゃんはいつもうらやましい目つきで

笛ちゃんを見ています。林林ちゃんだってほしいのよ。それだけではありません、

林林ちゃんは勉強しながら、いつも家事を手伝わなければならなかったです。

比べると笛ちゃんはどれほど幸せか分かりますか。」

 

「周りと比べてみてください、私は十分いい子じゃないですか。

新しい携帯電話ぐらいじゃないですか。」

「ママもパパも古い電話を使っていますよ。」

笛ちゃんはそんな悪い子ではないのが私だって分かっています。

それでも甘やかしてはいけません。

結論は今の担任先生に頼んで、学校に没収された電話を取り戻します。

(それはお母さんと電話したから、許せます、くだらない友達と深夜でも

電話なら取り戻すことはしない。改めて買わないことです。) 

義理の弟も最近笛ちゃんのことで大分悩んでいます。

私達の前で、厳しい口調でいろいろ言うけど、次の日曜日に娘と会うと、

態度は一変しました。

「どうして機嫌が悪いの?新しい携帯がほしいでしょう。

パパが買ってあげるよ、パパはね、笛ちゃんのためにお金を

稼いでいるから、笛ちゃんの機嫌がよく慣れれば、ちゃんと

勉強してくれれば、何だってします。」

あれあれ・・・・

 く妹と二人の苦労は台無しにされました。

「ねえ、あなたは完全に娘の捕虜になっています。いくらなんても、

原則を崩してはいけないよ。」私は言いました。

「それはありますよ、恋愛したら、私はこんな態度じゃなくなるよ。

絶対恋愛してはいけない。」わざと笛ちゃんに聞かせています。

二人は笛ちゃんを大学まで、恋愛させない姿勢は崩しにくそうです。

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