2011.11.13 大連 青島 煙台 → 東京 ニューヨーク 上海 不思議な縁(2010年10月15日)
たったの一度の電話のきっかけで、ニューヨークの彼女と知り合いました。二人は意気投合でいい友達になりました。彼女の紹介で、上海の彼女とも友達になりました。彼女は青島出身で、上海の彼女は煙台の出身です。大連 青島 煙台は近隣の町で、三人とも年齢は近い、性格も似ています。
彼女は2年前にやっとアメリカのグリンカードを手に入れ、8年ぶりに故郷に帰ってきました。子供や旦那さんもアメリカに連れて行きました。青島の高級ホテルンの仕事をやめて、アメリカへ。不法滞在になって、学校に行かずに、0からスタートして、それからエステを経営し始めて、成功を収めています。
上海の彼女は上海で会社を経営して、上海の上流社会で生きています。商売をやっているお父さんはなくなれて、弟に裏切られたため一人でお母さんを連れて上海へ。成功を収めてから離婚して、脳の病気を持つ子供を抱えています。国内の中国人と比べると考え方はまだ開けているほうです。
二人は私より出発点が高かったですが、二人とも結婚歴があり、子供を持ち、私より現実に生きています。ですから二人ともいつも私を心配しています。ニューヨークの彼女は日本をやめて、アメリカに来いと、上海の彼女は上海に戻って来いと言っています。
私はなかなかに日本をやめられないことはどれだけで「現実的」になっているか二人とも分かっていません。10年前の私なら世界の何処にも躊躇うことは無く、飛んでいくでしょう。
三人ともこの世代の中国人の代表的な生き方です。三人とも自分の力で、中国の激動な変化とともに、劇的な人生を送ってきました。10何年前に世界に飛ばされて、また何らかの不思議の縁で、世界から繋げられています。
ニューヨークの彼女とまだ一度も会っていません。「長距離恋愛」は2年もありますが、今年に実現できるかどうか分かりません。
私達は沢山の言葉は必要がないにもかかわらず、いつも長い電話しています。
2010年10月15日