2011.11.13 大 局2011年3月8日
今日はまた録音してきました。
帰りは中央線に乗ったら、優先席はずですが、優先席を書いていないから、
座りました。
途中で1人の女性が2人の子供の1人を抱いて、一人ベビーカに載せて
乗ってきました。反対側の1人の年配の男性がすぐに立ち上がって、
「どうぞ座ってください。」と席を譲りました。
その方をよくみると、マスクをして、まっすぐに立てられないようです。
一見に健康的じゃない方です。
私はじっと座れなくて、立ち上がって、ドアに立っている彼に近づき、
「どうぞお座りください。」
彼は「いいえ、もうすぐ降りますから。」と言いました。
遠慮しているかなと思って、もう一度勧めました。
「いいえ、いいえ、すぐに降りるから。」
そして、いきなり私に近づけて、「美人に声をかけられるほうが、
席を譲られるよりうれしいです。」と言いました。
まあいいや、席に戻ろうと振り向いたら、すでに1人の男性の方が
私の席に座って、目を閉じています・・・・・・
ということでした。
本題に戻りましょう。
また余計な話かもしれません。
日本は私にとって始めての外国でした。
多分沢山の方も私は書いた「自分のためにしか頑張らなかった」という文章を
読んだでしょう。(チャイナリニアのHPの「語学学習ヒント」に載せています)
それは1998年にある外国人の日本語弁論大会のために
書いたものでした。日本語がまだそんなにしゃべらなかったのに、
日本語学校の先生に手伝っていただいてやっと出来たものです。
その時の衝撃は今でも忘れられません。私はただの董翠ではなく、
1人の中国人としてみられることを意識した瞬間です。
中国から出る前に、本当に一つの角度からしか中国を見ていませんでした。
今の沢山の中国人と同じように、自分が立つところから世界を見ています。
(本当の世界は何にも見えなかった。)
先進国のみなさんは、自分の国から一歩出ると、まずその国の代表に
なることは私達より経験しているはずです。
最近日本の国会を見ると、なんとなく一緒に繋げました。
民主しすぎている日本の政府はまず1人の議員ではなく、
一つの党ではなく、日本という国が世界に見られていることは庶民より
知っているはずです。
しかし、個人ではなく、各党ではなく、まず国益と国民のことを優先する
という気配は見えません。
こんな時に、与党の足だけをひっぱることに精一杯の人間は
国民の幸せは出来でしょうか。
大局を配慮するぐらいの器を持っていない人間は、この国のリーターに
なっても無駄でしょう。
今の日本は誰が与党になっても、誰が首相になってももう大事じゃないです。
大事なのは安定的に国政を運営してくれる政府です。
今の政治家はみんなだめだったら、今から育てるしかないでしょう。
鍛えられるチャンスぐらいを与えなければ、それこそ日本をだめにする
行為ではないでしょうか。
政治は結果で問われています。いくら「クリーンニング屋」で綺麗に
洗濯しても、成果をさせない政治はだめの政治です。