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2011.11.13 初 恋②2011年2月28日

これ以外は何を話したか覚えていませんが、お互いの手相を見ていたのを

覚えています。

食事後、ダンスタイムになります。

彼とダンスするとき、年齢どか、実家どか色々聞かれました。

「給料はいくらですか?」

中国人同士で給料ぐらい聴いても普通のことです。

450元です」(5500円ぐらい)

「本当ですか。」

「ええ」

「もしお金があったら、一番したいことは何ですか。」

「大学に勉強に行く。」

中国では一度大学に受からなければ、二度とチャンスはありません。

浪人も認めません。みんな浪人のために年齢を変えたりして

いろいろな工夫していました。

けれども傍聴生として、行けます。

学校から出てきてから、

いつか大学にいくという考えは妙に頭から離れませんでした。

私は現実的じゃないと何時も家族に言われています。

「今夜大連市内の“富麗大酒店”に泊ります。食事でも付き合って

くれますか。安心して、変なことはないから、食事だけ。」

「今日は実家に帰らないと、明日妹の結婚式です。」

「大丈夫です、夜ちゃんと家まで送ります。」

「分かりました。」私は迷いもなく、承諾しました。

「連絡できる電話番号を教えてくれますか。」

人の目の前で、まずいと思って、カウンタで連絡先を紙に書いて、

またダンスするとき、さりげなく彼の白いシャツの右上のポケット

に入れました。

「頭がいいね。」彼は言いました。

その時携帯電話が重くて大きかったです。“大歌大”(歌の字ではありませんが、前の半分です。日本語にはない文字です。) と呼ばれていました。

それを持つ人間はお金持ちだと思われました。みんな手にして歩きます。

私に連絡できるのは会社の電話しかありませんでした。

土曜日に会社の電話も取れないので、私は知り合いの店の電話

番号と、会社の電話番号を教えました。

ダンスが終わって、私と運転手と社長さんと彼が車に乗り、

大連の市内に向いました。

車の中で「日本のお信さんはまだいますか。」と彼に聞きました。

その時「お信」という日本のドラマを見ました。

日本は中国と同じだと思っていました。

(日本は男尊女卑の社会だと全然知りませんでした。)

 彼女の子孫はまだいます。どうして、そのような女性に

なりたいですか。女の子は恋人を作って結婚したほうがいいん

じゃないですか」と彼は言いました。

ホテルに着いたら、急にこの方の名前も知らないと思い出し、

チェックインしている彼に近づき、そこの書いた

彼の名前を覚えました。

それで分かれて、私は運転手さんたちと一緒に開発区に戻りました。

私は直接に知り合いの店に入り、彼からの連絡を待つことにしました。

待っていても電話が来ないから、私から電話しました。

彼の部屋につなげて「私は誰ですか、覚えていますか。」

彼はびっくりしたようで、少し迷ってから「さっきの董翠さんでしょう。」

私はほっとしました。

「会った女性に全部同じことを言うではないかと。」

彼が笑いました。

「そんなことをしないよ。こちらに来ますか。タクシーで。

その金を払いますから。」

「何処に、部屋に?」私は無意識に普通に聞いていました。

「いいえ、ロビーで待っています。」

タクシーに乗り、また大連の市内に向いました。

私は時間予測を間違えていたか、約束した時間より20分ぐらい

遅れていました。

日本人はすごく時間を守ると聴いていましたが、もう待ってくれない

じゃないですかと心配していました。 

ホテルの扉から入ったとたん、彼は目の前のソファーから立ち上がって

ニコニコして私を見ていました。気品の漂う優しさとで爽やかさに

ドキッとされました。

その瞬間、暖かい空気が全身を包むように、私は恋に落ちました。

このような男性が好きなんだと初めて気づきました。

長い間に恋が出来ないと家族に思われていた人間ですが、

その私は恋に落ちてしまいました。

食事するとき、彼はチャーハンとスープしか注文していませんでした。

「ホテルの料理は高いから、これでいいですか。」

普通の中国人が面子のために、絶対口にしないことでしたが、

その話を聞いても私は特に反応はなく頷いただけでした。

この方はご飯を食べるお金もないんだと一瞬頭で考えていました。

けれども何にも食べなくても、この方と一緒に座るだけで、

幸せでした。

彼は自分について色々な話をしていました。

離婚のこと、仕事のことなどなど・・・

私はただ聞いていただけでした。

「こういうホテルで待ち合わせるとき、女性は男性の部屋に行くと言ったら

変に思われますよ。」

「変?どうして?」

中国人は外で会う習慣はありませんでした。

大抵家どか、ホテルでも部屋の中で普通でした。男性と一緒に同じ部屋に

入っても、変な雰囲気を感じたことはありませんでした。

「中国はまだ大丈夫かもしれません、日本は絶対だめです。

まあそのうちが分かるから。」

食事を終えて、ホテルから出ようとしているところで、

彼は「妹にプレゼントを買う?」

私は止めました。ご飯を食べるだけであれほど節約しているのに・・・・

ホテルから出ると、彼は私の手を握って、歩きながら話していました。

そのままタクシーに乗りました。

「お家に送りましょう。お家は何処?」

「私の家に?このタクシーで?遠いですよ。」

「大丈夫、気にしないで・・・」

チャーハンしか食べられない人間は、あの田舎までタクシーで行く?

一体どういうことでしょう。

これほど手を男性に握られるなんて、初めてです。けれどもその手から

抜き出そうと思っていませんでした。

2011228

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