2011.11.13 公家的⑧(2010年12月20日)
水曜日の撮影は無事に終わりました。荷物を片付けているところで、
Gさんは突然に「董さん、残りの費用を払わないと。」と言い出しました。
「費用を払う?最後の商品が出来上がらないと払わないでしょう。」と
気分は本当に悪くなりました。なんか私を馬鹿にしているような感じを
ていました。
次の日から正式に編集に入りました。私はずっと付き添えないといけ
ません。編集はスタジオでやります。「どうしてスタジオで?」と聞いたら、
「二人だから、音を出さないといけません、オフィスでは出来ない。」
と李さんは言いました。
編集の最中、いきなり大連の有名な歌手が入ってきました。その後一人
の男性も入ってきて、私達を無視して歌の収録の練習が始まりました。
音楽のボリューム大きく上げられて、何にも聞こえなくなりました。
李さんはイヤホンを私の耳につけて続けようと思っていましたが、
それでも何にも聞こえないから、私はイヤホンを取って床に捨てました。
「お金を払わせるかどうか、Gさんに電話してみてください。これ以上
馬鹿にしないで。」今度こそ爆発しました。
男性の方はびっくりしたようで「重なったから、調節すればいいで
しょう。そんなに怒らなくてもいいでしょう」とやっと私達に存在が
気づきました。李さんはGさんに電話した結果は同じ会に会議しつに
移ることにしました。会議室といっても、私のチャイナドレスショーを
撮影の部屋の観客の座席です。
会議室に入ったら、李さんたちはまだ準備しているところで、二人の
従業員は中に入って、遠くから掃除機の線を引き始まりました。
「お二人は何をしていますか。」私は聞きました。
「掃除。」と一人のスタッフは答えました。
「出て行きなさい。掃除の場合じゃないでしょう。」私はどうしても
抑えられなくなりました。
4人のスタッフはいるのに、誰も止めてくれませんでした。
何度か落ち着いて編集は続きました。
最初は4回目の収録の内容ですが、3回目の収録の内容に入ると、
顔の表情はガッラと変わりました。まだまだ元気の無い疲れている
表情でした。
撮影を休む日に、私は何度も画像を見せようと要求しましたが、
時間を合わせてくれませんでした。じっくり見ないとどの程度のもの
になるか分かりません。
私はGさんに電話しました。
「3回目の収録は満足できません。やり直したいです。撮り直してくれませんか。」
と頼みました。
「改めてお金を払わなければなりません。」
「見積もった料金は十分含まれているはずです。
それで料金は商品を仕上げるまで全部込み料金でしょう。一回撮影は
いくらかと明細は無いじゃないですか。」
「実はあなたの仕事を受け取ってから、後悔しています。最初は
いいことだと思っていたのに。苦しいですよ。中国人も中国人のプライド
もあります。誰も何でもお金のためではありあせん。みんなあなたのことが
嫌います。苦しいでよす。」彼女は苦しいと連発でした。
私は怒っていたことは誰から聞いたようです。それは彼女にとって差別か
あるいは侮辱かよく分かりません。中国人のプライドまで言っていたから。
本当のプライトがあればちゃんと仕事をすればいいのに・・・
そういうプライドのスローガンを高く掲げて、小さなことさえもろくにも
出来ない中国人は一杯います。
「例えば、誰ですか。」
「メイクさんです。」
メイクさんはこの中のスタッフではないから、平気で言えます。
彼女は一体何を言いたいか分かりません。
私がお客さんですよという常識はここでは通用しなくなりました。
「私はあなた達を困らせることがあれば例を挙げてくれませんか。」
「撮影を撮り直すことです。こちらの原因もありますけど・・・」
「他には?」
「今回はまた撮り直すのを要求します。」
「確かにそうですね。これ以上お金を一元払わないから、撮り直し
たいです。どうしましょうか。今回の仕事は最後までやりたいですか。」
そしていったん感情を抑えて、「Gさん仕事を優先してくれませんか、
撮影はもう一回させてもらいたいです。これは最後にしますので約束します。」
私の料金はもう一度一通り撮影しても余裕が十分あるはずです。気楽に思うとおり
にさせてもらいたかったから、料金をそのままにしたのに、結局・・・・
「スタジオのほうがスケジュールはもう一杯です。あなたの撮影を優先
すれば、他のキャンセルしかないです。もう私の不満を言わせたし、あなたの
不満を言ったから、スケジュールを調整して、また連絡します。」
私は完全に迷惑をかけている存在になってしまいました。