2011.11.13 中国人同士のお付き合い① 2011年1月29日
日曜日、お台場の「温泉物語」に初めて行きました。
駐車場にはバスも止まっています。
中国からの旅行団体もよく来るそうです。
1人の1歳ぐらいの子供に引かれて、ついついそばに行ってしまいました。
話をかけたら、保護者は中国人です。「ママじゃないですよ、お婆ちゃんです。」
それで子供と遊びながら、彼女と話し始めました。中国の吉林省から来たもので、
娘のために子供の面倒を見ているそうです。日本語はあんまり出来ないですけど、
よく1人で2人の子供を連れて来られました。上の女の子は5歳ぐらいで、
幼稚園の送迎も全部彼女がやっています。60に近い方ですが、ある程度の
頭の良さがなければ、日本でこんな色々なことをやりこなすことが難しいでしょう。
別れるとき、「経済的に困っていることはありますか。」と心配そうに聞いて
くれました。
「ありません。ありがとう。」と名刺を渡しました。
名刺を見ると、びっくりしたようです。
「実は隣のV-タワーに住んでいましたよ。子供のために、海の近くに引越しました。」
次の日、彼女から電話を貰いました。「内のマンションからあなたのマンションが
見えるようです。娘と婿もあなたの職業はこれから伸びる業界ですから、
頑張ってくださいね。」
また二日間経つと、私はから電話をしました。
「娘と婿は明日の夜に、京都の出張に行くそうです、1人で寂しかったら、遊びに来れば、
娘もそう言っているし。」
「じゃ、明日仕事が終わったら連絡します。」
次の日の金曜日、私は吉祥寺で教材のCDの録音が終わってから、彼女に電話しました。
「こちらに来ますか?」
「娘達はもう出ましたか。」
「まだです」
「みんな忙しいでしょう、私は行くと邪魔になるでしょう。」
「そんなことはありません。娘もあなたに会いたいですよ。」
「じゃ遠慮せずに行きますよ。」
子供にちょっとお菓子を買って、電車に乗りました。
駅に着いたら、教え通りに、ある高層ビルに入りました。
このビルの41階にあります。
娘と挨拶してから、部屋を案内してくれました。
窓から東京の全景を見えるぐらいです。
寝室から東京タワーが真正面に見えます。
子供部屋やお風呂と下着の引き出しまで全部見せてくれました。
あれもこれもお母さんが作ったようです。
また色々な家具のブランド名を言っていましたが、
家具のブラントが私は全然知りません。
新しいマンションでもあるし、どちらも荷物をきちんと
畳んでいます。
婿さんも帰ってきて挨拶してくれました。
日本人で弁護士です。
2人を送り出して、彼女はお菓子や果物を沢山出して、
二人の子供と机を囲みながら、世間話をし始めました。
「婿さんはとても大人しそうで、遊び人間に見えませんよ。
お得意先まで奥さんを連れて行くなんて、中国人なら珍しく
ないですが、日本人では初めて聞いたのよ。うまくやっているじゃ
ないですか。」
「娘をあちこちに連れて行くのが好きみたいです。今は大分大人しく
なってきただけです。2人には離婚危機もあったの、弁護士だから
説得力があるでしょう、自分が悪いのも知っているんじゃないですか。
娘を引き止めていました。娘もなかなかやり手ですよ。」
「・・・・・・」
「男の子が生まれてから、このような親父がいると、大人になったら
同じ人間になるではないかと婿を管理し始めていました。いろいろな方法を
考えて、口だけではなく、“暴力”までですよ。ひどいとき中国人のヤクザに
婿を注意させました。 “中国人女性を泣かしたら、許せないぞ”だって。」
「ヤクザまで?」さすがに驚きを隠せませんでした。
「娘は友達が多いです、1人の友達の旦那は在日ヤクザのリーダーです。」
「婿さんは十何才の年上だから、ある程度の包容力はあるでしょう。」
「こんなふうに変わってくれなければ、とっくに捨ててしまったでしょう。」
一体どれほど遊んでいたか詳しくありませんが、多分日本人が思うほど
ひどい状態ではないじゃないかなと思っています。